最近のできごと

 林縁部の間伐・整備を優先しております。

 路上や空き地・構築物上への樹木の枝伸びが顕著になって
きましたので、昨年度から、林縁部の間伐・整備に注力して
おります。
前述のとおり、樹木の形状重心に大きな偏りがありますので、
伐倒後の処理作業をやり易くするため、一本一本林内に引き
込んでいます。引きワイヤ掛けなどの高所危険作業が伴う
ため能率の悪い作業になっています。
その上、、賂際は通行車・通行者のあるとき、作業を中断します
のでより一層作業進捗の低下になっています。



                                            

松林(アカマツ)の再生を続けています>

平成14年から、アカマツの再生にとりくんでいます。方法は、植樹によるものではなく、実生による自然再生です。
成長のよいものは6mをこえました。約1900uで実験しておりますが、昨年はじめて除伐をして、120本残しました。
面積を増やして追試を実施しています。
追試結果は、昨年度(平成26年度)約で
1500本(10p以上)になりました。過去30年間で枯れ死による伐倒数の約65%程度復活ししたことになります。
尚、昔からの方法である自然実生による増殖方法について、ご興味のある方々にはお訪ねいただければ、いつでもご案内できる用意をしております。。ご連絡ください。

ヤマツツジの再生を続けています。
 

ヤマツツジはは当地方の平地林を代表する花木の一つですが、激しい盗掘で絶滅状態になっていました。
僅かに残ったもので、自然再生に注力しましたが、なかなか効果を見るにいたらず、9年前から従来の自然再生に加え、一定数の苗木導入をはかるここととしました。

幸いにも、公的支援、団体支援、個人支援など多方面の賛同を得ることができ順調に第一次目標を超える1350本を達成できました。林内の里道などに集中的に植樹しておりますので、ボリューム感がでてきました。
本年度からは、里道沿道だけ以外に林内に満遍なく拡大することと、実生で苗木づくりにもチャレンジしたいと考えています。

新年度に向けて
  本年度4月から活動開始19年目にはいります。昨年度から今までの活動を一歩前進させて
  第3ステージとしてスタートいます。
  

 


 




  ・お願い
  ・野鳥の密猟は止めてください。
  ・貴重な野草や樹木の盗採は止めてください。
  ・業者の昆虫捕りはやめてください。
  ・山菜を根こそぎ採ることや、母木を痛める採り方は止 
   めてください。
   ・環境保持や鳥類・小動物保護のため、林内に犬を放 
   したり糞便をさせたりする事はやめてください。




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